ファンタジー
2024年01月23日
ダーク・ファンタジーSF「ヴェスパー」一見の価値あり!?
ダーク・ファンタジーSF「ヴェスパー」が公開され早速観ました。荒廃した地球と特異な造形の世界に
魅入られ最後まで興味深く観ました。生態系が壊れてしまった地球。一部の富裕層のみが城塞都市”シタデル”に暮らし、ほとんどの貧しい人々は危険な外の世界で僅かな資源を奪い合うように暮らしていた。そんな外の世界に寝たきりの父と二人で暮らす13歳の少女ヴェスパー(ラフィエル・チャップマン)は、独学で植物の再生に取り組んでいた。ある日危険な森の中で倒れている女性カメリアを発見する。シタデルの権力者の娘であるという彼女は、共に墜落した飛行艇に乗っていた父を探してほしいとヴェスパーに頼み込む。もしかするとシタデルへの道が拓けるかもしれないと父の制止を振り切ってカメリアの頼みを聞き入れるヴェスパーであったが、辺り一帯を支配する残忍なヴェスパーの叔父ヨナスもまた墜落した飛行艇の行方を追っていた。果たしてヴェスパーとカメリアの運命は・・・。寝たきりの父の声を宙に浮く丸顔のドローンが喋るのもユニークです。デストーピアの世界で希望を見い出そうとするヴェスパーに僅かな光が灯るのを暗示しているようです。監督は、クリスティーナ・ブオジーテとブルーノ・サンベル。リトアニア・フランス・ベルギー産SFに一見の価値ありです。
魅入られ最後まで興味深く観ました。生態系が壊れてしまった地球。一部の富裕層のみが城塞都市”シタデル”に暮らし、ほとんどの貧しい人々は危険な外の世界で僅かな資源を奪い合うように暮らしていた。そんな外の世界に寝たきりの父と二人で暮らす13歳の少女ヴェスパー(ラフィエル・チャップマン)は、独学で植物の再生に取り組んでいた。ある日危険な森の中で倒れている女性カメリアを発見する。シタデルの権力者の娘であるという彼女は、共に墜落した飛行艇に乗っていた父を探してほしいとヴェスパーに頼み込む。もしかするとシタデルへの道が拓けるかもしれないと父の制止を振り切ってカメリアの頼みを聞き入れるヴェスパーであったが、辺り一帯を支配する残忍なヴェスパーの叔父ヨナスもまた墜落した飛行艇の行方を追っていた。果たしてヴェスパーとカメリアの運命は・・・。寝たきりの父の声を宙に浮く丸顔のドローンが喋るのもユニークです。デストーピアの世界で希望を見い出そうとするヴェスパーに僅かな光が灯るのを暗示しているようです。監督は、クリスティーナ・ブオジーテとブルーノ・サンベル。リトアニア・フランス・ベルギー産SFに一見の価値ありです。
okachannel007 at 16:11|Permalink│Comments(0)
2023年12月13日
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、前作を越えた!?
ティモシー・シャラメ主演「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」が公開されていて早速観ました。前作「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚にあたる。ティム・バートン監督の前作に対し、今回はロアルド・ダールの原作に立ち戻った趣で、優しい主人公が町の人々と手を取り合って、困難に打ち勝とうとする物語展開は、児童文学の王道的な健全さがあり、素敵なミュージカルファンタジー作品に仕上がっていました。ほとんどお金もなくチョコレートの町にやってきた純真無垢な青年ウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメ)は、街角で自作の不思議な絶品チョコレートを売り始めるが、町を牛耳るチョコレート組合の3人組(パターソン・ジョセフ、マット・ルーカス、マシュー・ベイントン)の妨害に遭うのが常。そんなウォンカにさらなる災難が待っていた。がめつい宿屋の主人ミセス・スクラビット(オリビア・コールマン)にだまされ、多額の借金を背負わされ地下のランドリー工場で働かされることになる。そこで出会った少女ヌードル(ケイラ・レーン)や宿の住人らと意気投合。彼らもウォンカの夢に協力することになる。宿を抜け出したウォンカらは、こっそりと魔法のチョコレートを売り続け、遂に念願のチョコレート店の開店にこぎつける。だが彼らを快く思わない組合3人組と警察署長(キーガン=マイケル・キー)の謀略によりウォンカは、全てを失い、町を追い出されてしまう。果たして、夢見ることを禁じられた町で、ウォンカは夢を叶えることが出来るのか!?オレンジ色の小さな紳士ウンパルンパをヒュー・グラントが怪演しています。監督は、ポール・キング。
okachannel007 at 10:25|Permalink│Comments(0)
2023年08月15日
全米驚異的ヒットの「バービー」の魅力は、人生賛歌!?
全米で驚異的ヒット中の「バービー」が公開され早速観ました。世界で一番有名なファッション・ドールを実写映画化。今作がこれだけ全米でヒットしているのは、恐らく人生賛歌を謳っているからではと推察します。バービーランドをピンク一色の世界に作り上げた映像を観ると随分製作費が投じられている気がします。バービー(マーゴット・ロビー)とボーイフレンド?のケン(ライアン・ゴズリング)は、ドールの世界で連日パーティー、ドライブ、サーフィンに明け暮れる完璧で夢のような日々を過ごしていた。所がある日突然バービーの身体に異変が生じる。原因を探るために人間の世界行くふたり。しかし、そこはバービーランドとは全て勝手が違う現実の世界。行く先々で大騒動を巻き起こす事になる。彼女たちにとって完璧とは程遠く、悩みの尽きない人間の世界知った驚きの世界の真実とは・・。完璧よりも大切なものとは?。バービーは、この後もバービーランドで過ごすのか、それとも人間の世界で限りある命を覚悟で生きるのか選択を迫られるのです。冒頭、子どもが人形を空に放り上げるシーンは、「2001年宇宙の旅」のオマージュでした。ヘレン・ミレンがナレーターを務めています。脚本・監督は、「レディ・バード」などのグレタ・ガーヴィク。
okachannel007 at 13:53|Permalink│Comments(0)
2022年11月25日
本格ファンタジー「グリーン・ナイト」主人公の成長と悟りを得る旅か!?
本格ファンタジー映画「グリーン・ナイト」が公開され早速観ました。見終えると主人公の悟りを得る旅だったのかと思う。14世紀のクリスマスの日、恋人エセル(アリシア・ヴィキャンデル)がいる若者サー・ガウェイン(デヴ・パテル)は、母の兄アーサー王(ショーン・ハリス)の宮殿を訪れ、騎士たちが揃う中、突如現れた緑の騎士(ラルフ・アイネソン)の首切りゲームの誘いに乗り、彼の首を一振りで斬り落とす。しかし、転がる首を自らの手で拾い上げた緑の騎士は、「1年後のクリスマスにわしを探し出し、緑の礼拝堂で、ひざまずいてわしの一撃を受けろ。」と言い残し笑いながら馬で走り去るのだった。1年後、ガウェインは、約束を果たすべく、未知なる世界へと一人で旅立って行く。途中気が触れた盗賊、彷徨う巨人、鋭い洞察力を持つ妖婦、言葉を話すキツネ等次々に現れ、ガウェインを緑の騎士のもとに導いて行くのだった。果たしてガウェインの運命は・・・。デヴィッド・ロウリーは、監督、脚本、編集を一手に手掛けている。作者不明の物語「サー・ガウェインと緑の騎士」の世界観を独特の映像と音楽で強いインパクトを残す作品に仕上がっています。
okachannel007 at 21:10|Permalink│Comments(0)
2022年04月08日
「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」シリーズ観ている人は、見逃すな!?
J.K.ローリング製作・脚本、エディ・レッドメイン主演の「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」が公開になり早速観ました。出演者の中では、マッツ・ミケルセンがさすが圧倒的な存在感を見せていました。アルバス・ダンブルドア(ジュード・ロウ)は、強力な闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)が魔法界を手中に収め、マグル(=普通の人間)に全面戦争を仕掛けようと企んでいることを知る。そこでダンブルドアは、グリンデルバルドの企みを阻止しようと、友人で元教え子の魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)に依頼し魔法使いと勇敢なマグルからなる少人数のチームを結成させる。ニュート率いるチームに参加するのは、兄のテセウス(カラム・ターナー)、アメリカのイルヴァ―モーニー魔法魔術学校で呪文学を教える教師、ユーラリー・ヒックス(ジェシカ・ウィリアムズ)、ニュートのベテラン助手のバンディ・ブロードエーカー(ヴィクトリア・イエーツ)、アフリカ系の上品な魔法使いのユスフ・カーマ―(ウィリアム・ナディラム)、マグルのパン職人ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)の面々。魔法界では、まもなく国際魔法使い連盟のリーダー選挙が始まる。グリンデルバルトは、リーダーになるため汚い手を使おうとする。それを阻止しようと立ち向かうのがニュート・スキャマンダーらのチーム。果たしてその結末は・・・。監督は、デイビッド・イェーツ。
okachannel007 at 23:44|Permalink│Comments(0)